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奥秩父 東沢釜ノ沢東俣(頂上左200mほどに抜ける)

期間:2011年7月9日~7月10日
山域:奥秩父
メンバー:I見
7月9日
東沢渓谷出合1030 (本当の)入渓1145 乙女滝1211 東のナメ滝1232 西のナメ滝1248 魚止めの滝1312 両門の滝1403 ビバーク1455
 西沢渓谷七つ釜五段の滝より転戦。東沢を登る。Aさんと別れ、鶏冠山登山道から入渓。登山道が時々河原に入り込んでいるのでどこが登山道なのか分からん。途中7mほどの滝がある。「これがほら貝のゴルジュ?」と勘違いしてしまい、次の通常巻いていく淵を1箇所泳いでしまった。うひー、若干溺れそうになってなかなか怖かった。この辺で何かおかしいことに気付き、右側の登山道に逃げる。しばらく歩くと左岸から急な支流が出合い、本当のほら貝のゴルジュ前に着く。おぉ、確かにコレを一人で行くのは怖そうだ。
ここから乙女の滝、東のナメ滝、西のナメ滝と支流の大きな滝が出てくる。いつか登りたいものだ。右俣釜の沢に入ってからは魚止めの滝、両門の滝と大きな滝が出てくるが、ほとんど巻いてしまうのでなんだか面白くない。二人いたら直登したかった。このあとの滝一つを巻いたところで雨がシトシト降ってきて、気分が乗ってこなくなったのでビバークとした。広河原に入ったばかりのところらへんだろうか。他PTは後から来たが、どんどん先へ行ってしまった。うーん、先に行ったほうがよかっただろうか。ま、いいや。湿った木で焚き火ができて満足。
奥秩父 東沢釜ノ沢東俣(頂上左200mほどに抜ける)_e0198274_21344692.jpg
東のナメ沢

奥秩父 東沢釜ノ沢東俣(頂上左200mほどに抜ける)_e0198274_21355981.jpg
千畳のナメ

7月10日
発0800 二俣0902 (小屋方向と頂上方向への)二俣0923 甲武信岳1104 三宝山・山宝岩往復1230 戸渡尾根 近丸新道(ヌク沢方向) 登山口1539
 朝は焚き火が上手くできず、残念。出発も遅くなった。倒木の多い広河原を進む。連なった大滝を下部直登&上部左から巻き気味に登ると二俣に出る。どっちかが木賊沢というらしいがどっちやら、よく知らない。右股へ進む。左岸には元登山道と思われる看板がある。すぐ先で沢はまた二俣となり、左俣の頂上直下へ向かう沢へと進む。傾斜が強く、ほとんど滝ばかりだ。上流付近はさらに傾斜が強くなってきたので右岸を巻いた。多少は人が通っているようだった。沢に戻るとその先に大ガレの左俣と右俣に分かれる。本当は頂上近くへ出る右へ進もうと思っていたが、左のほうに岩峰らしきものが見えたのでそちらに進むことにする。見た目どおりガレが激しく、大変苦しい登りとなる。岩峰だと思っていたものは岩壁だったのだが、なかなか立派じゃないか。登ったら面白そうだった。ここからすぐに登山道があり、右に5分も進むと甲武信岳に出る。登山者でいっぱい。西俣から来たという人もいた。

奥秩父 東沢釜ノ沢東俣(頂上左200mほどに抜ける)_e0198274_21371713.jpg
頂上付近へ抜ける支沢

奥秩父 東沢釜ノ沢東俣(頂上左200mほどに抜ける)_e0198274_2139630.jpg
最後の大崩壊ツメ

 ここから下りようとも思ったが、せっかくなので三宝山・山宝岩も往復してみた。山宝岩も岩登りの対象として面白そうだ(短い、2Pかな?)。ここから小屋、木賊山を経て、ヌク沢経由(近丸新道)で下った。怒涛の下りで足首、膝がボロボロになってしまった。
帰りはバスが無く、知り合ったおじさんに送ってもらった。どうもありがとうございました。
いい練習になった。